かなり面白かったです。
映画を思い出しつつ読み進めていきました。
観る前でも後でも、かなりオススメの一冊です。
映画では表現しきれなかった部分、違う角度から見たシーン。
登場人物の内面についても、描写が細かいので映画が更に面白く感じられました。
これ以降、思いつめながら書いてしまった感想(笑)。
映画未見の方はもちろん、小説も前知識なしで読みたい方はご注意ください。
まずは主要人物についてだらだらと
○メイスウィンドウ
意外にも彼はダークサイドに近づいていた様子。
アナキンに人一倍神経質になっていたように見えたのは自覚があったからかな?
ちなみにジェダイの戦いには型が何種類かあって、みんなそれぞれ選んで学ぶみたい。
メイスは自分で編み出した「ヴァーパッド」の名手だとか。
しかしこのヴァーパッド、使うことによりダークサイドに近づいちゃうらしい。
なんともリスキーな技。その分強力なんだろうけど。
シディアス卿と闘うシーンでメイスからも闇の力が出ていたことでしょう。
闇+闇でアナキンは闇に囲まれてたわけじゃないか。そりゃ辛い。
○アナキンスカイウォーカー
小さい頃に生まれた小さな闇(エピ1でヨーダにも指摘された)が成長し大きなドラゴンに成長していた。
ヘイデン・クリステンセンの表情が強く浮かびました。
彼がはまった罠がいかなるものか、最後に残るものは何か。
やはり彼に関して考えると凹む・・・
○ヨーダ
映画ではわからなかったヨーダの迷いと立ち直りに触れられてよかった。
ヨーダは何百年と生きてジェダイを育てているうちに、
知らず柔軟性にかけてしまっていた部分を自ら認め、修正していこうとする。
常に変わり続けていくものと不変なもの。
この境界を見極めるのはかなり難しいだろうけど、ヨーダはそれをやらねばならなかった。
この判断を誤ることにより、ジェダイの方向性は揺らいでしまうのだから。
○オビ=ワン
アナキンがダークサイドに堕ちたことを知る決定的な映像を観たあと、
映画ではそれほど顕著な変化はなかったが(あっさりした感じにも見えた)
小説では彼の衝撃が痛いほど伝わった・・。
その後の立ち直り方とか、アナキンとの直接対決での気持ちのゆらぎの整理の仕方が面白かった。
○クワイ=ガン・ジン
ちょっとしか出てこないくせに存在感のデカイクワイ。
さすがです。
●文章だからこそ伝わってくるフォースの感触。
特にオビ=ワンを通してのフォースの描写が特にわかりやすかった。
最初の方のグリーヴァス将軍との闘いや、アナキンとの闘いなど。
●オビ=ワンとアナキンの分岐点
オビ=ワンはグリーヴァス討伐の為、ウータパウに向かうことになる。
出発の際に、かつての師弟であった二人はお互いに含むものを持ちつつも
別れることになるがここの描写が切なく、胸を突きます。
まだ、選択肢は残されているじゃないかと思いたくなる描写が歯がゆい。
●ジェダイの闘い方
ジェダイの闘い方にはそれぞれ型があるらしい。(メイスのとこでも書きましたが)
アタロ、ソレス、シィ・チョ、マカシなどなど
オビ=ワンは防御重視の「ソレス」の名手とのこと。
ドゥークー伯爵との闘いで型の駆け引きみたいなのが行なわれてて面白かった。
オビ=ワン、映画みたいにすぐふっとんでないです。色々計算してました。
●hate
最後の二人の闘いのあとのアナキンからオビ=ワンへのセリフが気になった。
映画では「憎む」と訳され、小説では「大嫌いだ」となっている。
「大嫌い」の方はまだ愛情が残っているように感じてかすかに嬉しかったのですが、
あの場面ではちょっと甘いかな・・
殺したくないという言葉を聞けただけで充分だったかも。
-----
今回の本を読む前にこの二冊を読んでおくと背景が固まるので更にわかりやすいです。
エピソード3直前まで。
簡単に感想。
-----
・SWEP3一回目感想
・スターウォーズカテゴリ
*Star Wars - トラックバック・ピープル
まずは書店の棚を埋め尽くすブリッジノベルに圧倒されました。こんなに出てたんですねーー!肝心の「シスの復讐」ですが、オススメどおり、滅法面白かったです。映画のカットシーンを小説で補完するとスムーズに繋がりますね。ドゥークー伯爵がなんで「英雄」なのかなぁ?と思ってましたが、小説読んでやっと納得いきました。映画⇒小説⇒映画と辿ると、5倍濃縮くらいで楽しめそうです。私ももう一度見ておきたい!という気分になってきましたよ。
映画のオビ=ワンが一番好きだと思ってましたが、小説のオビ=ワンのほうがもっと好きになりました♪機械より生きた動物に乗るほうが好きなあたり(笑)「お嬢さん!」とトカゲ(?)を呼ぶあたり。今度観たら、お嬢さん落下シーンに泣いてしまうでしょう。。
こんにちは〜この小説かなりよいですよね〜!!図書館で一ヶ月待ち・・そりゃ大変だ・・ブリッジノベル、、かなり多いですよね。どんな世界が広がっていることやら・・と想像するとどうしても読みたくなってしまいます。徐々にせめていこうとは思っているのですが・・
>映画⇒小説⇒映画
このサンドイッチを二度ほど繰り返すとかなり濃縮果汁たっぷりですよね!!ドゥークーのかっこよさや、グリーヴァスの切なさは映画だけだと伝わりづらいですよね=
そして小説版のオビワンの天然ぷりというか、、、いいですよね!お嬢さん、って読んじゃってますものね♪カウンシルで一番経験のあるジェダイを行かせようと言った時の、オビのああ、誰のことだろう、というビュアさ。たまらないですよーー。