異世界ファンタジーなのに妙にリアリティがあっていいんですよね。
今回ご紹介は次の7冊







このシリーズは異世界の世界の独特なルールが確立されています。
世界には12の国があり、それぞれの国には王と麒麟が存在します。
王は麒麟が選ぶことになってるのですが、この設定がこのシリーズの魅力を高めてると思います。
私は特に「戴」という国の話が好きなので、
「戴」の国をよく知るために読む順番をご紹介。
●月の影 影の海(上下)


まずは麒麟と王との関係や、十二国記の世界観を知るために必要な二冊。
ここでは「慶」の国に王が着任するまでのエピソードが語られます。
●風の海 迷宮の岸(上下)


次に本道!「戴」の麒麟を中心として王が着任するまでのエピソードが語られます。
麒麟の悲しいほどの性(サガ)を堪能できます。
ここで先ほどの「慶」の麒麟が絡んでくるので面白い。
●黄昏の岸 暁の天(そら)(上下)


実は最初の「月の影 影の海」では「戴」の王と麒麟は行方不明ということになっています。
この二冊は「風の海 迷宮の岸」で無事王が着任したあとに「戴」に何があったかが語られます。
●魔性の子 新潮文庫

そして十二国記シリーズとは一見関係ないようなこの一冊が大きな役割を果たします。
「黄昏の岸 暁の天」で「戴」に起きた事件が語られるのですが、
この本は、なんと私たちの世界、いわゆるこちら側の世界からの視点で書かれています。
「黄昏の岸 暁の天」の二冊とどちらを先に読んだ方が良いかは
意見が分かれるところですが、私はこちらを先に読みました。
そうするとホラーとしての怖さが十分に堪能できます。
「黄昏の岸 暁の天」を先に読むと、怖さは多少減ってしまい、感慨深さが増すと思います。
どちらが先でもいいとは思いますが、必ず両方読むべきかなと思います。
※全て小野 不由美 (著)
今回は講談社X文庫―ホワイトハートで挿絵があるシリーズを紹介しましたが、挿絵ナシの大人向けのシリーズも用意されてます。
それは「風の海 迷宮の岸」「黄昏の岸 暁の天」とか一冊にまとまっているし、電車の中で「あ、次のページ挿絵だ」とかちょっと気にしなくても済みます。
そしてご紹介した以外にも十二国記シリーズの本はあります。
全て凄い面白いです。
更に、未完結です。そこがまた魅力です。気になって仕方ないですけど・・
→ みんなの”厳選”書籍広場へトラバ済み
→ 小説・文庫カテゴリ
●こちらにも話題アリ
・我記
最近BlogPeopleに参加して、このような機能があるおかげで、いろいろなブログサイトを徘徊するのが楽しくなりました。
面白そうなところや興味のあるところを見つけると、ブックマークするかのようにリストに登録。
登録したリストが更新されたのを見て、新しい記事を見にまた立ち寄ったりします。
先ほど、登録通知が来てびっくりしました。ありがとうございます。
しかも…技期待ってカテゴリ…なんだかちょっと照れるような気分です。
ここはいろいろな情報とリンクがあってとても楽しめます。また伺います。
このリンクシステムってスバラシイですよね!初めて使ったときは感動しました。
自分から登録した先からリンクしてもらったことがわかると凄ーーい嬉しいです。
「技期待」(笑)
私はカテゴリわけとどのカテゴリにしようかな、と悩むのが結構好きだったりします。
サイトを見させていただいて決めちゃいました。また気が向いたらカテゴリ一新する可能性もあります。カテゴリに凝るのも楽しいですよ〜
ぜひまたいらしてください。私も本館も興味がありそうだったのでちょくちょくお伺いすると思います♪