映像:★★★☆☆
「千年女優」というアニメーションを見ました。
何度もタイトルを千年女王と言い間違え、聞き間違えてきました・・関係ないけど。
以前パーフェクトブルーをいうアニメを見たことがあるのですが、製作スタッフが同じらしい。
おお、なるほど。
雰囲気が似てました。
感想。
途中で一時停止して寝てしまいました。
かといって面白くなかったわけではなく。
最後、北海道に向うあたり、どんどん引き込まれて最後は泣いてしまいましたよ。
何だろう、凄い引き込まれました。
音楽と映像の絡み合いがとてもよかった。
主人公チヨコが駆け出して、場面が何度も切り替わって、音がはじけて行く。
耳に心地よくて、自分も追いかけている気持ちになってくる。
えばレンタル行いつもは主人公の名前ってあまり意識してなくて、すぐに忘れてしまうのだけど、
「ちよこさん」
「ちよこ」
「ちよちゃん」
今回は強烈に名前が耳に残った。
あんなにいろんな場面がごちゃまぜなのに主人公の向かう先が一つだったからか、
矛盾も矛盾として感じられず、すんなり入ってくるのがすごい。
自分も配役されてその場にいるような臨場感があり、
そのときそのときの空気を味わっているような感覚もあった。
一途な恋物語とか、あまり好きじゃないんだけど、
ちよこの想いには幾分かの狂気が感じられて、そこがとても魅力的でした。
思ってもいつも裏面のあらすじを見て、
やっぱやめようと何度も繰り返した作品でした。
この作品のよさはなかなか文字で伝えるのは難しかったのだろうなあ。
(見ようと思ったのは最近知り合った色々詳しい方にこれはいいよ、と勧められたから)
見終わった後、なんかよかったなあ。そんな感じでした。
見てる途中、ビョーク主演のダーサーインザダークを思い出してしまったのですが。
あまり関係ないですね。