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2005年02月12日

パッチギ! 血と汗と涙の★4

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pa.jpgパッチギ!

パッチギとは=ハングルで「突き破る、乗り越える」の意味
とのこと。意味があったんだ〜。

この映画を観ようと思った動機

井筒監督の「こちトラ自腹じゃ」って番組で、
色々な映画を酷評しまくってるので(いや、おもしろいんだけど)、一体アンタどんな作品作ってんのよ!!
と挑戦的な思いで観てきました。

まあ、映画を評価するのは私には不可能なので、
スキかそうじゃないかっていうと、そうじゃない部類に入るこの作品。
実際観てみたらどうか。
前半、暴力アリ暴言アリ、っていうか、登場人物がみんな、
井筒監督に見えて嫌になってきたんですが!
しゃべってるイントネーションも同じだし。

あ〜私には合わないわ〜。
途中退出するわけにもいかないのでそのままボーっと観続ける。
でもアクビは出ず。

しかし結果として

★★★★☆

言い過ぎかなあ。
いや、笑いアリ涙アリだったんです。

楽器店でオダギリジョーが出たあたりから興味が湧いてきました。

そのオダギリジョーは主人公康介にフォークギターを教えた自由人「坂崎」の役。
なんと、アルフィーの坂崎幸之助氏がモデルなんだそうで!
かなり異国情緒アリで豪快でいい役でした。


泣きのシーン(ネタバレアリ)


「康介のラジオから流れてくる歌をキョンジャがみんなに聴かせるところ。」

泣けたーーーー!!!
(ナミダ流れてはいないけど)

最近よく話題にはなってるけど、実はあまり知らなかったそれぞれの国の事情。
この映画で知ることが出来ました。
”事実は小説よりも奇なり”
なんて感じてしまってりして。

「イムジン河」
エエ曲でした。映画観終わったら歌えちゃうくらいでした。


パッチギ!@映画生活

他の方のパッチギっぷりは?
るるる的雑記帳
京の昼寝〜♪
ももすけの冷静スパゲティ
posted by アウラ at 05:04 | Comment(6) | TrackBack(11) | ●映画鑑賞記
この記事へのコメント
現実はどれだけ陰湿だったのだろうなぁと観ている間中考えていました。
監督なりの双方への愛情が感じられました、殴ってもすぐ治ってたしね。
私はジョーと坂崎の面立ちの違いにむしろ引きました(笑)
Posted by るるる@fab at 2005年02月12日 09:57
るるる@fabさん>
そうですね。現実はもっともっと汚くて陰湿で・・。私はほんと知らないことばかりだなあと思い知らされちゃいました。
双方への愛情、感じました。ヘタするとどちらかに偏ってしまってどちらかの批判受けそうな内容ですがこの作品はそうでもなく。あんなにイタい話題なのに最後は爽やかに終われました。監督好きじゃなかったんですがちょっとだけ普通になったかも(笑) あ、坂崎ひいちゃいましたか(笑)
Posted by アウラ at 2005年02月13日 14:01
こんにちは。映画生活から来ました。
私も暴力シーンにはひいちゃったほうですけど、見終わった後には、さわやかさの残るいい映画でしたね。
よかったらTBさせて下さいね。
Posted by あれこれ。 at 2005年02月13日 18:59
あれこれ。さん>
こんにちは〜TBありがとうございました。確かに観終わった後のさわやかさは見事です。あんなに重たい作品なのに。。。監督のほかの作品も観たくなってきました。
Posted by アウラ at 2005年02月14日 01:24
これかなりおもしろかたです。井筒作品の中でもピカイチじゃないでしょうか。
Posted by Atsushi_009 at 2005年02月17日 02:37
Atsushi_009さん>
おもしろかったですよね。ピカイチですか!監督チカラ入ってただけありますね〜。
Posted by アウラ at 2005年02月18日 01:00
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